木曜日, 12月 12
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心療内科で働く看護師の仕事内容

心療内科では、患者さんの心の不調から来る病気の治療を行っています。ストレスを抱え込むことで起こる頭痛や胃潰瘍など、心の不調はさまざまな影響を身体へも及ぼします。ここでは、カウンセリングや投薬治療、生活指導を中心とした治療が行なわれます。

心療内科で活躍する看護師は、患者さんの心に寄り添ったサポートが必要とされます。患者さんとコミュニケーションをとりつつ、不安や緊張を緩和し治療に集中できるようにします。

心身症の患者さんとの接し方には注意が必要で、看護師は悪気もなく何気ない会話に思えても患者さんにとっては、心の不調からバカにされていると感じる場合もあります。そのため、常に患者さんの症状や気持ちを考えながらのコミュニケーションが大切になります。

心療内科では、医師に話しにくいことでも看護師になら話せるといった患者さんも多くおり、患者さんにとって看護師は、頼れる存在でもあります。また、そんな患者さんたちのサポートをする中で、患者さんの症状が改善され笑顔が増えていくことでやりがいを感じることができます。

心療内科は、夜勤がない場合が多いので、プライベートとの両立もしやすく比較的働きやすい環境でもあります。信頼関係を築くためにもじっくりと向き合いながら、表情などを読みつつコミュニケーションを取る必要があります。そのため、コミュニケーション能力も身に付きスキルアップにも繋がるというメリットもあります。